ベラジョンのライセンス問題

揺れるベラジョンライセンス

ベラジョンカジノは現在、キュラソーのライセンスを取得していますが、じつはこれ、昔からではありません。
以前はマルタのライセンスだったものが、変更になっているのです。

なぜ、こうなったのか。
キュラソーのライセンスは信用できるのか。
今回はこの辺りについて、解説していきたいと思います。

オンラインカジノのライセンスにはいろいろ種類があります。
国によって特徴なども異なり、信用度もそれによって変わってきます。

ベラジョンカジノが以前、取得していたマルタのライセンスは信用度が非常に高いものでした。
マルタのライセンスの審査は厳しく、簡単には取れません。
ライセンスの世界では、ヨーロッパのものが一番、信用度が高いと言われています。
マルタはそれに続くぐらい評価されているライセンスだったのです。

一方のキュラソーのライセンスはどうかと言うと…。
じつは信用度が高いとは大きな声では言えないライセンスです。

というのも、キュラソーのライセンスは審査が非常に緩いからです。
過去には「金を払えば取得できるライセンス」などと批判されたこともありました。
それぐらい簡単に取れるライセンス、というのが世の中の評価です。

マルタとキュラソーのライセンスを比べたら、明らかにマルタの方が価値が高いと言えます。
どう考えたって、マルタのライセンスを取得している方が有利です。

では、どうしてベラジョンカジノはマルタからキュラソーにライセンス変更をしたのでしょう？

じつはここにはライセンスの基準の厳しさとオンラインカジノ運営のバランスという問題があります。
厳しいライセンスを取得していることは、それだけカジノの信頼度を高めることにつながります。
しかし、ライセンスの規制によってできないことも増えてきてしまうのです。

例えば、審査基準の厳しいライセンスの下では。

という問題が発生しています。

ライセンス変更当時、ベラジョンカジノはエボリューションゲーミング社製の高額ライブカジノゲームの設置に積極的でした。
加えて、知名度を上げるべく、プロモーション活動もかなり大きく展開していました。

これではマルタのライセンス審査に通るはずがありません。
で、しかたなく、キュラソーのライセンスに変更したというのが実情です。

オンラインカジノとしての信用度が欲しい。
でも、ゲームも増やしたいし、宣伝活動もがんがんしたい。

このジレンマがキュラソーのライセンス取得につながったわけですね。

ちなみに、キュラソーのライセンスは簡単に取得できるというだけで、じつは信用度が低いこととはそれほど関係はありません。
信用度が高いオンラインカジノもあります。もちろん、中には信用度が低いカジノもあります。
信用度の目安にならないだけなので、ベラジョンカジノは信用してもいいと思いますよ。